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確定申告 2026.08.25 3分で読了

フリーランスの確定申告で赤字になったときにやるべき手続きと損益通算

こんにちは、フリーランスエンジニアの管理人のブログへようこそ。私はこの仕事をしてから毎年自分で確定申告を行っているのですが、実は開業して2年目のときに大きめの案件が急に途切れてしまい、見事に大赤字を叩き出した苦い経験があります。

当時の私は「赤字だから今年の税金は払わなくていいんだな」と呑気に構えていたのですが、税務署に出す書類や、翌年以降の税金に大きく関わる重要な手続きを見落としていて、後から慌てて修正申告をする羽目になりました。フリーランスとして長く活動していると、景気の波やクライアントの都合で予期せぬ赤字になることは珍しくありません。

そこで今回は、確定申告で赤字になってしまったときに、私自身が実際に調べて実践した「やるべきこと」について詳しくまとめていきたいと思います。

赤字でも確定申告を必ず行うべき理由

フリーランスとして事業を行っていて収入がゼロ、あるいは経費が上回って赤字になった場合、「そもそも税金がかからないんだから、今年の確定申告はしなくていいのでは」と考えてしまう方は少なくありません。しかし、たとえどんなに大きな赤字であっても、確定申告は必ず行う必要があります。

私自身、赤字の年は申告をしなくても誰にも怒られないのではないかと本気で思っていた時期がありましたが、これは大きな間違いでした。確定申告を行うことで、事業のマイナスを税務署に正式に記録してもらうことができます。この記録があるかないかで、来年以降の税金の負担が劇的に変わってくるのです。

また、保育園の入園申請や住宅ローンの審査などで必要になる「所得証明書」は、確定申告書の控えがベースになります。赤字であってもきちんと申告を済ませておくことで、公的な所得証明を発行できるようになり、社会的信用を証明することができます。還付金が発生するケースもありますので、赤字のときこそ手を抜かずに申告書を作成しましょう。

青色申告の最大の武器「純損失の繰越控除」とは

もしあなたが青色申告で確定申告をしているのであれば、赤字が出たときこそ最大のメリットを活かすことができます。青色申告者だけに認められている「純損失の繰越控除」という制度を使えば、今年の事業で発生した赤字を、翌年以降の最大3年間にわたって黒字から差し引くことができるのです。

例えば、今年の確定申告で100万円の赤字になり、翌年に200万円の黒字が出たとします。この繰越控除の手続きをしておけば、翌年の課税所得を「200万円マイナス100万円」の合計100万円まで圧縮することが可能になります。これにより、翌年に支払う所得税や住民税を大幅に安く抑えることができるため、実質的な節税につながります。

この手続きをスムーズに行うためには、日々の帳簿付けが欠かせません。私は毎年の記帳に freee会計 を使っているのですが、青色申告決算書の作成からマイナスの繰越処理まで画面の指示に従うだけで完結するので本当に助かっています。自動で損益が計算されるため、初心者でも迷いにくい点が魅力です。

給与所得などがある場合は「損益通算」を検討する

フリーランスとして働き始めたばかりの頃や、副業でWeb制作をしながらアルバイトやパートを掛け持ちしているようなケースでは、給与所得と事業所得が混在しているはずです。もし事業所得が赤字になり、給与所得が黒字である場合は、「損益通算」という仕組みを利用して税金を還付してもらえる可能性があります。

損益通算とは、文字通り異なる所得のプラスとマイナスを相殺する手続きです。例えば、アルバイトの給与所得が300万円あり、個人事業のWeb開発で50万円の赤字が出た場合、全体としての所得は「300万円マイナス50万円」の250万円に減額されます。これにより、すでに給料から源泉徴収されて納めすぎになっていた所得税が、確定申告を行うことで手元に戻ってくるのです。

会社員から独立してすぐの時期や、副業エンジニアとして活動している期間は、この損益通算が大きなセーフティネットになります。申告書の作成自体は少し複雑になりますが、会計ソフトを導入していれば自動で集計してくれるため、必要事項を入力して正しく申請するようにしましょう。

赤字の申告でやってはいけない注意点

赤字の申告をする際、税務署から「これは本当に事業としての赤字なのか」と疑われやすいポイントがいくつか存在します。特にプライベートの支出を経費に混ぜていないか、あるいは売上をごまかしていないかといった点は厳しくチェックされる傾向にあります。

フリーランスになりたての頃は、仕事に関係する書籍代やカフェ代、パソコン周辺機器などを経費にするあまり、生活費との境界線が曖昧になりがちです。しかし、あまりにも不自然に高額な赤字を計上していると、後から税務調査の対象になったり、修正申告を求められたりするリスクが高まります。家事按分をしっかりと行い、誰が見ても納得できるような領収書やエビデンスを保管しておくことが大切です。

また、青色申告で赤字の繰越を行うためには、毎年期限内に青色申告決算書と確定申告書を提出し続ける必要があります。一度でも申告を忘れてしまうと、その年の赤字の繰越権利が消滅してしまうことがあるため、どんなに収入が少なくても必ず期限内に提出を完了させるようにしてください。

まとめ

フリーランスとして活動していると、思うように案件が獲得できずに赤字になってしまうことは誰にでも起こり得ます。私自身も不安な気持ちを抱えながら赤字の申告を行いましたが、正しい知識を持って手続きを済ませたことで、翌年の黒字化の際に大きな節税恩恵を受けることができました。

赤字だからといって申告を諦めず、青色申告の繰越控除や損益通算を活用して、将来の負担を軽くしていきましょう。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の税務判断は税理士にご相談ください。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の税務判断は税理士にご相談ください。

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このブログについて
編集部・けいり堂

現役のフリーランスエンジニアが、確定申告・会計ソフト・経費管理のノウハウを毎日1記事更新しています。 実務で詰まった場面から記事化するので、検索でたどり着く方の悩みに直結する内容を心がけています。

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