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確定申告 2026.08.28 3分で読了

フリーランスの確定申告で赤字になったら?損益通算と繰越控除のやり方

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こんにちは、フリーランスエンジニアとして活動している管理人のブログです。今年も確定申告の季節が近づいてきたり、あるいは日々の記帳をしながら「今年は売上が伸び悩んで赤字になりそうだな…」と不安を感じている方もいるかもしれません。

フリーランスになりたての頃は、大きめの案件が急に終了してしまい、年間の収支がマイナスになってしまうケースもあります。そのときは「赤字だと税金を払わなくていいからラクだ」くらいに考えてしまいがちですが、実は赤字のときこそ正しい手順で確定申告を行わないと、将来的に大きな損をしてしまうことがあります。

そこで今回は、フリーランスが確定申告で赤字になってしまったときに、必ず知っておくべき手続きや仕組みについて解説していきます。

赤字でも確定申告をするべき本当の理由

ビジネスが赤字になった場合、そもそも納めるべき所得税が発生しないため、確定申告をしなくてもいいのではないかと考えてしまう方は少なくありません。しかし、収入がなくて税金がかからない状態であっても、原則として確定申告書は提出するべきです。

確定申告を行うことで、その年に対外的な所得の証明ができるだけでなく、自治体に対して住民税の正確な算定基準を伝えることができます。また、もし仕事用の機材やサーバー代などを源泉徴収されている場合は、確定申告を行うことでその還付を受け取ることができます。

自動で日々の記帳から決算書まで作成したい場合は、 freee会計 を使うと、案内に従って入力していくだけで簡単に赤字の申告書類まで完成するのでおすすめです。画面の指示に従って項目を埋めていけば、複雑な税金の計算も迷わずに進められます。

青色申告の特典である「純損失の繰越控除」を活用する

もしあなたが青色申告で確定申告をしているのであれば、赤字を翌年以降に繰り越すことができる非常に強力な制度を使えます。これを「純損失の繰越控除」と呼びます。

この制度を利用すると、今年発生した赤字を最大3年間まで繰り越すことができ、翌年以降に黒字が出たときにその黒字から今年の赤字分を相殺して、税金の負担を減らすことができます。例えば、今年の確定申告で100万円の赤字を出し、翌年に200万円の黒字が出たとします。この繰越控除を使っていれば、翌年の課税所得を100万円として計算できるため、本来払うはずだった税金を大幅に抑えることができます。

このメリットを受けるためには、赤字の年にもしっかりと青色申告の形式で確定申告書を提出していなければなりません。たとえ売上がゼロであっても、期限内に青色申告決算書を添付して申告を行うことが条件となります。

給与所得など他の所得がある場合の「損益通算」

フリーランスとして働きながら、副業として一部で給与をもらっていたり、他の事業所得があるという方もいるでしょう。このように複数の所得がある場合、一方の赤字をもう一方の黒字と相殺できる「損益通算」という仕組みが使えます。

たとえば、会社員を辞めて独立した初年度で、年の前半に得た給与所得が300万円あり、独立後のフリーランスとしての事業活動で100万円の赤字が出た場合を考えてみます。このケースでは、給与所得の300万円から事業所得の赤字100万円を差し引くことができるため、その年のトータルの所得は200万円として計算し直すことができます。

税金の計算はトータルの所得に対して行われるため、結果的に納めすぎた所得税が戻ってくることになります。確定申告の書類を作成する際には、これらの所得を正しく合算して記載する必要があるため、計算ミスがないようにしっかりと確認しながら進めましょう。

まとめ

フリーランスにとって赤字は決して嬉しいものではありませんが、税金の仕組みを正しく理解して適切な手続きを行えば、将来の節税に繋げることができます。ただ落ち込むだけでなく、次年度以降の黒字化に向けた準備期間と捉えて、しっかりと言い訳のない申告を済ませておきましょう。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の税務判断は税理士にご相談ください。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の税務判断は税理士にご相談ください。

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このブログについて
編集部・けいり堂

現役のフリーランスエンジニアが、確定申告・会計ソフト・経費管理のノウハウを発信しています。 実務で詰まった場面から記事化するので、検索でたどり着く方の悩みに直結する内容を心がけています。

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