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会計ソフト 2026.08.23 3分で読了

freeeの「事業主貸・事業主借」とは?迷いがちな入力方法を徹底解説

フリーランスとして独立して今年で6年目になりますが、毎年確定申告の時期になると「これってどの勘定科目にすればいいんだっけ」と手が止まる仕訳がいくつかあります。その代表格が、freeeを使っていると頻繁に目にする「事業主貸」と「事業主借」という言葉です。

会社員時代には耳慣れない言葉ですし、なんとなく難しそうに見えますよね。フリーランスになってから気づいたのですが、この2つの科目は個人事業主ならではの「プライベートと仕事の財布の混ざり具合」を綺麗に整理するための非常に便利なツールです。今回は、毎年自分で確定申告を行っているエンジニアの視点から、この2つの意味と具体的な入力方法を整理してみたいと思います。

事業主貸と事業主借の基本的な意味

個人事業主の会計において一番大切な前提は、事業用の口座や財布と、個人のプライベートの財布は厳密には別物として扱うというルールです。とはいえ、実際には事業用の口座から個人の生活費を引き出したり、逆に手持ちの現金が足りなくてプライベートの貯金からサーバー代を支払ったりすることが日常茶飯事です。

そんな時に登場するのが事業主貸と事業主借です。事業主貸は、事業用の口座や財布からお金がプライベートへ移動したときの勘定科目です。例えば、仕事の売上が入った事業用口座から、生活費として自分のお小遣い口座へお金を移したときなどに使います。

反対に事業主借は、プライベートのお金が事業へ流れ込んできたときの勘定科目です。個人用のクレジットカードで仕事用のドメイン代を立て替えて支払った場合や、初期費用として自分の貯金から事業用口座へ資金を移したときなどがこれに該当します。要するに、事業から自分へお金が出ていけば事業主貸、自分から事業へお金が入ってきたら事業主借と覚えると迷いにくくなります。

freeeでの具体的な入力手順と画面の見方

実際にfreee会計を使っていて、プライベート口座から経費を支払った場合の登録手順を見ていきます。freeeの「自動で経理」の画面を開くと、プライベートのクレジットカードや口座の明細が同期されていることがあります。

もしプライベートのクレジットカードで仕事用の参考書を買った場合、その明細の勘定科目に「書籍代」などの経費を選びます。そして、その右側にある決済口座の欄に「事業主借」を指定して登録ボタンを押す流れになります。この操作によって、プライベートの資産から経費を支払ったという仕訳が自動で作成されます。

逆に、事業用の口座から国民年金保険料や私用の買い物の引き落としがあった場合は、勘定科目に「事業主貸」を選んで登録します。私用のお金なので経費にはなりませんから、税金計算上の経費からは除外されつつ、口座の残高の辻褄が合うようになっています。こういった日々の細かな仕訳をラクにするためにも、まずはfreee会計公式サイトから自分に合ったプランを導入して環境を整えておくのがおすすめです。

よくある勘違いと注意すべきポイント

初心者の頃にやりがちなのが、プライベートの支出を無理やり経費にしようとして混乱することです。例えば、自宅の家賃や通信費など、仕事とプライベートの両方で使ういわゆる「家事按分」の費用も、最終的には事業主貸や事業主借の考え方が深く関わってきます。

家賃の全額を事業用口座から支払っている場合、実際に経費になるのは事業割合分だけです。そのため、月々の家賃を支払った時点では全額を事業主貸として処理しておき、決算のタイミングやfreeeの家事按分機能を使って、経費になる分とプライベート分を綺麗に分ける作業が必要になります。この仕組みを理解しておくと、銀行口座の残高と帳簿上の残高が合わないという青色申告でありがちなパニックを防ぐことができます。

まとめ

事業主貸と事業主借は、個人事業主とプライベートの財布の境界線を管理するための専用の勘定科目です。難しく考えず、事業のお金が自分に移ったなら「事業主貸」、自分のお金が事業に回ってきたなら「事業主借」とシンプルに捉えることで、freeeでの入力もスムーズに進むはずです。日々の記帳をこまめに片付けて、快適なフリーランスライフを送りましょう。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の税務判断は税理士にご相談ください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の税務判断は税理士にご相談ください。

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このブログについて
編集部・けいり堂

現役のフリーランスエンジニアが、確定申告・会計ソフト・経費管理のノウハウを毎日1記事更新しています。 実務で詰まった場面から記事化するので、検索でたどり着く方の悩みに直結する内容を心がけています。

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